0%

映画『ロストケア』

2023年3月24日(金)全国ロードショー

CREDIT

松山ケンイチ 長澤まさみ/鈴鹿央士 坂井真紀 戸田奈穂 峯村リエ 加藤菜津 やす(ずん) 岩谷健司 井上 肇/綾戸智恵 梶原 善 藤田弓子/柄本 明

監督:前田 哲 ©2023「ロストケア」製作委員会

COMMENT

映画コメンテーター LiLiCo

本当に国が抱えているシビアな社会問題と人間が心の奥底に秘めた罪悪感のリアル。どんなに尽くしても、どんなに頑張っても、例えどんなに嫌いになって無視したとしてもこれで良かったのか?の気持ちが自分とともに生きつづける。綺麗事を並べて、自分の気持ちを押し殺して、身体と心が張り裂けそうになる。家族の絆と苦悩は他人にはわからない。何が正解なのかもわからない。心の雄叫びが俳優みんなから溢れて....見終わってから自分の心と向き合うことですらちょっと怖くなるテーマをこんなエンターテイメントに仕上げられたのがすごい!
やられた・・・

日本福祉大学社会福祉学部教授 湯原悦子
(社会福祉学博士、日本福祉大学ソーシャルインクルージョン研究センター長)

社会福祉を研究する立場として拝見し、素晴らしい映画だと思いました。介護をしていく上で直面するさまざまな困難、そして社会から孤立し追い詰められていく様子がとてもリアルに描かれています。また、介護を受ける本人の苦しみも描かれており、多く裁判を見てきた私にとっては「まさにその通り」と感じる描写でした。この作品のテーマは「なるべく目を背けていたいこと」なのかもしれません。しかし今の日本が直面している重要な社会問題であり、介護は誰もが少なからず関わることでもあります。ぜひ多くのみなさんにこの映画をご覧いただき、「自分だったらどう受け止めるか」を考えるきっかけにしてもらえたらと思います。

フリーアナウンサー 笠井信輔

なぜ? 42人も殺害した男の動機に心動かされるのか? なぜ? 追い込むはずの検事が、この男に追い込まれてゆくのか? そして、なぜ? 空前絶後の大量殺人に涙してしまうのか? 答えは、すべてこの映画の中にある。
絆は呪縛・・・
そう言われて、あなたはどう感じるだろうか?
他人事じゃないすべての人に当てはまる。
これは、あなたとあなたの家族の物語。

INTRODUCTION

連続殺人犯と検事 二人の正義をかけた対決と衝撃の結末 慟哭の社会派エンターテインメント

日本では、65歳以上の高齢者が人口の3割近くを占め、介護を巡る事件は後を絶たない。この問題に鋭く切り込んだ葉真中顕の第16回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、「そして、バトンは渡された」の前田哲監督が映画化。

介護士でありながら、42人を殺めた殺人犯・斯波宗典に松山ケンイチ。その彼を裁こうとする検事・大友秀美に長澤まさみ。社会に絶望し、自らの信念に従って犯行を重ねる斯波と、法の名のもとに斯波を追い詰める大友の、互いの正義をかけた緊迫のバトルが繰り広げられる。

他に鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、藤田弓子、柄本明といった実力派俳優が出演。現代社会に、家族のあり方と人の尊厳の意味を問いかける、衝撃の感動作だ!

STORY

早朝の民家で老人と訪問介護センターの所長の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、センターで働く斯波宗典(松山ケンイチ)。だが、彼は介護家族に慕われる献身的な介護士だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は、斯波が勤めるその訪問介護センターが世話している老人の死亡率が異常に高く、彼が働き始めてからの自宅での死者が40人を超えることを突き止めた。

真実を明らかにするため、斯波と対峙する大友。すると斯波は、自分がしたことは『殺人』ではなく、『救い』だと主張した。その告白に戸惑う大友。彼は何故多くの老人を殺めたのか?そして彼が言う『救い』の真意とは何なのか?

被害者の家族を調査するうちに、社会的なサポートでは賄いきれない、介護家族の厳しい現実を知る大友。そして彼女は、法の正義のもと斯波の信念と向き合っていく。

CAST

松山ケンイチ 斯波宗典 役

PROFILE & COMMENT

長澤まさみ 大友秀美 役

PROFILE & COMMENT

鈴鹿央士

椎名幸太 役

PROFILE & COMMENT

坂井真紀

羽村洋子 役

PROFILE & COMMENT

戸田菜穂

梅田美絵 役

PROFILE & COMMENT

峯村リエ

猪口真理子 役

PROFILE & COMMENT

加藤菜津

足立由紀 役

PROFILE & COMMENT

やす(ずん)

春山 登 役

PROFILE & COMMENT

岩谷健司

柊 誠一郎 役

PROFILE & COMMENT

井上 肇

団 元晴 役

PROFILE & COMMENT

綾戸智恵

川内タエ 役

PROFILE & COMMENT

梶原 善

沢登保志 役

PROFILE & COMMENT

藤田弓子

大友加代 役

PROFILE & COMMENT

柄本 明

斯波正作 役

PROFILE & COMMENT

松山ケンイチ 斯波宗典 役

COMMENT

この映画は、これから生きていくうえで大事にしなければならないものや、若い人たちに伝えるべきことが沢山詰まっている作品だと思います。他人事ではなく、自分の事として考え悩みながら演じました。
自分が出せる答えを見つけ、監督、スタッフさん、長澤さんと一緒に納得がいく作品が作り上げられたのではないかと思っております。

PROFILE

1985年3月5日生まれ。青森県出身。2001年、ホリプロ×Boon×PARCOの共同企画オーディション「New Style Audition」でグランプリを獲得。翌年、俳優デビュー。
【近年の映画出演作】『怒り』(16/李相日監督)、『聖の青春』(16/森義隆監督)、『ユリゴコロ』(17/熊澤尚人監督)、『宮本から君へ』(19/真利子哲也監督)、『ホテルローヤル』(20/武正晴監督)、『BLUE/ブルー』(21/𠮷田恵輔監督)、『ノイズ』(22/廣木隆一監督)、『大河への道』(22/中西健二監督)、『川っぺりムコリッタ』(22/荻上直子監督)など。公開待機作に『大名倒産』(23年6月23日公開予定/前田哲監督)がある。

長澤まさみ 大友秀美 役

COMMENT

私が演じた「検事」は最初から最後まで正しいとはなにかを、悩み、心が揺れ動く役でした。私自身の迷いや心の揺れと、秀美の感情が良い方向にリンクし、良い演技ができました。この映画の「伝えたいこと」を、多くの皆さんに受け取って頂きたいと思います。

PROFILE

1987年6月3日生まれ。静岡県出身。2000年、第5回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリを受賞。同年、女優デビュー。
【近年の映画出演作】『MOTHER マザー』(20/大森立嗣監督)、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(20/田中亮監督)、『すばらしき世界』(21/西川美和監督)、『マスカレード・ナイト』(21/鈴木雅之監督)、『コンフィデンスマンJP 英雄編』(22/田中亮監督)、『SING/シング:ネクストステージ』(22/声の出演)、『シン・ウルトラマン』(22/樋口真嗣監督)、『百花』(22/川村元気監督)など。

鈴鹿央士 椎名幸太 役

COMMENT

僕が演じた検察事務官の椎名は、得意な数学で事件にアプローチしていきます。
そのため、ホワイトボードに数字を書くシーンや、数字を扱うシーンでは、楽しそうな雰囲気を心がけながら撮影しました。
この作品は、「介護」という、今日本が向き合っていかなければいけないことを描いています。僕自身もまだ先の未来かもしれないけれど、向き合う準備をしなければとすごく考えさせられました。その一方で観終わった後には、なんだか視界が明るくなり、大切な人に会いたくなるような、不思議な力を持った作品です。
僕と同世代の方には、この作品が「介護」について考えるひとつのきっかけになればと思います。

PROFILE

2000年1月11日生まれ。岡山県出身。映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』(17/三木孝浩監督)にエキストラ参加したことがきっかけでスカウトされ、芸能事務所に所属。2018年「第33 回 MEN’S NON-NO専属モデルオーディション」にてグランプリを獲得る。映画初出演作品の『蜜蜂と遠雷』(19/石川慶監督)では第44回報知映画賞を始め、数々の映画新人賞を受賞。
【近年の映画出演作】『決算!忠臣蔵』(19/中村義洋監督)、『ホリミヤ』(21/松本花奈監督)、『星空のむこうの国』(21/小中和哉監督)、『かそけきサンカヨウ』(21/今泉力哉監督)、『バイオレンスアクション』(22/瑠東東一郎監督)、『夏へのトンネル、さよならの出口』(22/声の出演)など。

坂井真紀 羽村洋子 役

COMMENT

脚本を読んで、高齢化社会の中で私たちが目を背けてはならない問題を心の真ん中に突きつけられたと感じました。 私は認知症の母の介護をしているシングルマザーの役を演じましたが、母と向き合うシーンはとても心が苦しくなったのを覚えています。重い内容が続く中、娘役の池村碧彩ちゃんの明るさや元気さに癒やされました。映画の中で起こることは、決して人ごとではなく、自分のすぐ隣にある問題です。だからこそ恐ろしく不安にもなりますが、同時に希望を忘れずに生きることへのメッセージも強く感じました。 この作品が私たちの明るい未来へつながる映画となるよう願っています。

PROFILE

1970年5月17日生まれ。東京都出身。92年、TVドラマ「90日間トテナム・パブ」(CX)で女優デビュー。96年、映画『ユーリ』(坂元裕二監督)で映画初出演以降、多くの映画・TVドラマに出演。『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(08/若松孝二監督)で第18回日本映画批評家大賞助演女優賞、第23回高崎映画祭特別賞を受賞。
【近年の映画出演作】『痛くない死に方』(21/高橋伴明監督)、『はるヲうるひと』(21/佐藤二朗監督)、『鳩の撃退法』(21/タカハタ秀太監督)、『燃えよ剣』(21/原田眞人監督)、『そばかす』(22 /玉田真也監督)など。公開待機作に『銀河鉄道の父』(23年5月5日公開予定/成島出監督)などがある。

戸田菜穂 梅田美絵 役

COMMENT

シリアスで集中力の高まる現場でした。
私が演じたのは、子育て、仕事、介護の繰り返しに限界のところまで追い込まれている女性。
それでも父を思う気持ちは終始忘れないようお芝居に取り組みました。
壮絶なテーマですが、この映画の苦しみは真実です。
たった今も苦しんでいる人、助けを求めている人がいます。
観終わった後に体の奥底に残る苦い思いをどうか忘れずにいてくださったらうれしいです。

PROFILE

1974年3月13日生まれ。広島県出身。90年、第15回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞。翌91年にデビュー。93年NHK連続テレビ小説「ええにょぼ」でヒロインを務める。以降、多くの映画・TVドラマに出演。
【近年の映画出演作】『記憶屋 あなたを忘れない』(20/平川雄一朗監督)、『思い、思われ、ふり、ふられ』(20/三木孝浩監督)、『科捜研の女 劇場版』(21/兼崎涼介監督)、『そして、バトンは渡された』(21/前田哲監督)、『高津川』(22/錦織良成監督)、『吟ずる者たち』(22/油谷誠至監督)、『アキラとあきら』(22/三木孝浩監督)、『沈黙のパレード』(22/西谷弘監督)など。

峯村リエ 猪口真理子 役

COMMENT

私が演じたヘルパーの女性は、多分これまでにいろいろな経験をしてきた人なんだろうなあと思います。だからこそ自分から心を動かすのをやめてしまっていて、でもどうしても動いてしまうときもある、そんな迷いも含めて演じられたらと思いました。
撮影中は「大好きな映画を撮っている!」とひしひしと感じられる瞬間が何度もあって、ワクワクしました。監督の、決めこまず、でもラフになりすぎない演出がとても好きです。
すっきりとした気持ちにはならないかもしれませんが、観て、考えなければならないことがたくさんある作品だと思います。

PROFILE

1964年3月24日生まれ。東京都出身。
【近年の映画出演作】『映画 ビリギャル』(15/土井裕泰監督)、『HERO』(15/鈴木雅之監督)、『海よりもまだ深く』(16/是枝裕和監督)、『リングサイド・ストーリー』(17/武正晴監督)、『泥棒役者』(17/西田征史監督)、『あなたの番です 劇場版』(21/佐久間紀佳監督)、『犬も食わねどチャーリーは笑う』(22/市井昌秀監督)など。公開待機作に『ひとりぼっちじゃない』(23年3月10日公開予定/伊藤ちひろ監督)がある。

加藤菜津 足立由紀 役

COMMENT

足立由紀さんは働き出して3か月の新人ヘルパーです。ひたむきに仕事に向き合い、介護に対してすごく前向きな姿勢を持っている子なので、どのシーンでも常に相手の方への敬意を持ちながら会話することを心がけました。特に、斯波さんの言葉や行動に尊敬と好意の気持ちが隠し切れない素直さも、由紀さんを演じるうえで大切に、等身大で演じました。
この作品は、家庭の環境や事情がそれぞれ違うように、介護も家庭によって全く別物であり、それぞれの苦悩があることを描いていると同時に、家族のあたたかみや幸せへの強いメッセージも込められています。介護とは、親とは、家族とは、いろいろなことを考え直すきっかけになる作品です。

PROFILE

2002年7月16日生まれ。愛知県出身。
【近年の主な出演作】ドラマ「真夏の少年~19452020」(20/EX)、「奪い愛、高校教師」(21/EX)、「鹿楓堂よついろ日和」(22/EX)、「女神の教室~リーガル青春白書~」(23/CX)、映画『女子高生に殺されたい』(22/城定秀夫監督)など。

やす(ずん) 春山 登 役

COMMENT

読み始めたら、心が揺れ動くのが自分でわかるくらい引き込まれ、夢中で最後まで読み切っていました。
僕の役は坂井真紀さん扮する洋子さんに密かに憧れている男なので、洋子さんの気持ちと言葉に寄り添えたらと思いながら演じました。 完成した作品を観て、まさに自分が介護を体験したような気持ちになりました。自分が今生きている社会の真横に、もう一本走っている“道”を見ることができる映画だと思います。
自分ならどちらの判断をするのだろうと、観終わった今もずっと考えています。

PROFILE

1969年11月18日生まれ。宮崎県出身。
【近年の主な出演作】ドラマ「三匹のおっさん2」(15/TX)、「世にも奇妙な物語 '17深夜の特別編 『SON-TAKU』」(17/CX)、「キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木」(20/TBS)、「#コールドゲーム」(21/THK・CX)、映画『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』(15/工藤浩之監督)など。

岩谷健司 柊 誠一郎 役

COMMENT

作品を拝見し、台本を読んでイメージしていたものをさらに超越したキャストの方々の演技に圧倒されました。斯波の行為は法的には悪ですが、人道的には善とも言え、答えが出ずにループしていくような深いテーマです。本当の罪とは何なのか、考えさせられました。

PROFILE

1970年2月25日生まれ。青森県出身。
【近年の映画出演作】『岬の兄弟』(19/片山慎三監督)、『空母いぶき』(19/若松節朗監督)、『死刑にいたる病』(22/白石和彌監督)、『さかなのこ』(22/沖田修一監督)、『ゆめのまにまに』(22/ 張元香織監督)、『世界は僕らに気づかない』(23/飯塚花笑監督)など。公開待機作品に『遠いところ』(23年公開予定/工藤将亮監督)がある。

井上 肇 団 元晴 役

COMMENT

真面目で人当たりの良い表の顔の中にある"裏側の狂気"を意識して演じました。
介護世代の自分としては身近に感じられる内容だけにショッキングでもありましたが、何かを感じざるを得ない上質な映画だと思います。老いるとは? 介護とは? 思いやりとは? そして命の尊厳とは? さまざまなことを考えさせてくれる作品です。

PROFILE

1961年3月29日生まれ。東京都出身。
【近年の映画出演作】『孤狼の血』(18/白石和彌監督)、『万引き家族』(18/是枝裕和監督)、『空飛ぶタイヤ』(18/本木克英監督)、『空母いぶき』(19/若松節朗監督)、『おらおらでひとりいぐも』(20/沖田修一監督)、『すばらしき世界』(21/西川美和監督)、『峠 -最後のサムライ-』(22/小泉堯史監督)、『桜色の風が咲く』(22/松本准平監督)など。

綾戸智恵 川内タエ 役

COMMENT

監督から「万引きするホームレスのおばあちゃんの役です」と聞いてびっくりしました。そしてカメラが回り長澤さんとのシーン。なんか切なくなり胸が詰まってきました。こんな奥の深いシリアスな作品に呼んでもらい、必死で演じました。メイクさん、衣裳さんお世話になりました。

PROFILE

1957年9月10日生まれ。大阪府出身。幼少時から両親の影響でジャズとハリウッド映画に囲まれて育つ。3才でクラシック・ピアノをはじめ、中学に入るとクラブでピアノを弾くようになる。17才で単身渡米。91年に帰国、大阪のジャズ・クラブで歌い始める。98年アルバム『For All We Know』でメジャーデビュー。2003年、紅白歌合戦で熱唱した「テネシー・ワルツ」が大きな話題となる。以後、CDリリースやLIVE活動のほかにもTV・ラジオ・映画への出演や講演会など、様々な場所で勢力的に活動。絶妙なトークと強靭なボーカルが好評。22年12月にはニューアルバム『Hana Uta』もリリース。

梶原 善 沢登保志 役

COMMENT

人間は必ず年を取り介護が必要になります。
自分の身内や自分自身が、年齢を重ねてどうなるのか。その相手に対してどう対処していくべきなのか。その時になって初めて直面することがほとんどでしょう。 老後をテーマにした、重くつらい物語であれ、底抜けに楽しいホームコメディ作品であれ、もっと老後が身近に知られるように、ドラマや映画になればよいのにと思います。 その始まりとしての『ロストケア』を、どうぞお楽しみください。

PROFILE

1966年2月25日生まれ。岡山県出身。
【近年の映画出演作】『後妻業の女』(16/鶴橋康夫監督)、『グッドモーニングショー』(16/君塚良一監督)、『マスカレード・ホテル』(19/鈴木雅之監督)、『記憶にございません!』(19/三谷幸喜監督)、『マスカレード・ナイト』(21/鈴木雅之監督)、『コンフィデンスマンJP 英雄編』(22/田中亮監督)など。公開待機作に『湯道』(23年2月23日公開予定/鈴木雅之監督)がある。

藤田弓子 大友加代 役

COMMENT

この映画は、高齢化が進む社会への警告です。脚本を読んで今の日本の抱えている問題を直視したようで、とても心が痛くなりました。殺人は決してあってはならない行為ですが、何が正しくて何が悪いのかは、その時、その状況にならなければ判断できないと考えさせられます。ご覧になられた皆様の思いにより、多くの人が救われる社会へと導かれることを期待します。

PROFILE

東京都出身。
【近年の映画出演作】『トワイライト ささらさや』(14/深川栄洋監督)、『ライアの祈り』(15/黒川浩行監督)、『NORIN TEN 稲塚権次郎物語』(15/稲塚秀孝監督)、『オケ老人!』(16/細川徹監督)、『惑う After the Rain』(17/林弘樹監督)、『羊と蜜柑と日曜日』(21/竹中貞人監督)、『老後の資金がありません!』(21/前田哲監督)など。

柄本 明 斯波正作 役

COMMENT

前田監督とは旧知の間柄でしたが、作品に出演するのは初めて。「介護」は社会問題にもなっているテーマですが、改めて悲しい話だなと脚本を読んで感じました。
私は自分の役については、どのように演じるかなどはあまり考えず、台本に書いてあることを一生懸命言うことを心がけています。今回もそのように演じさせていただきました。

PROFILE

1948年11月3日生まれ。東京都出身。1979年に映画デビューをして以来、40年以上の間、数多くの映像作品に出演し、現在まで日本の映画界・ドラマ界を牽引し続ける俳優。
【近年の映画出演作】
『シン・ゴジラ』(16/庵野秀明総監督)、『万引き家族』(18/是枝裕和監督)、『ある船頭の話』(19/オダギリジョー監督)、『楽園』(19/瀬々敬久監督)、『燃えよ剣』(21/原田眞人監督)、『流浪の月』(22/李相日監督)、『ある男』(22/石川慶監督)など。公開待機作に『エゴイスト』(23年2月10日公開予定/松永大司監督)、『シャイロックの子供たち』(23年2月17日公開予定/本木克英監督)、『湯道』(23年2月23日公開予定/鈴木雅之監督)、『映画刀剣乱舞 黎明』(23年3月31日公開予定/耶雲哉治監督)、『波紋』(23年初夏公開予定/荻上直子監督)など多数。

STAFF

監督・脚本 前田 哲

PROFILE & COMMENT

脚本 龍居由佳里

PROFILE & COMMENT

音楽 原 摩利彦

PROFILE & COMMENT

撮影 板倉陽子

PROFILE & COMMENT

照明 緑川雅範

PROFILE & COMMENT

美術 後藤レイコ

PROFILE & COMMENT

音響統括 白取 貢

PROFILE & COMMENT

編集 髙橋幸一

PROFILE & COMMENT

監督・脚本 前田 哲

COMMENT

映画は日々変化し一瞬にして天国と地獄をも生み出す「生き物」であることを思い知らされた撮影現場でした。松山ケンイチさんと長澤まさみさんの「魂のバトル」に、ご期待ください。
二人の表情と言葉に、映画のテーマ全てが込められています。

PROFILE

撮影所で大道具のバイトから美術助手を経て、助監督となり、伊丹十三、滝田洋二郎、大森一樹、崔洋一、阪本順治、松岡錠司、周防正行らの作品に携わる。1998年相米慎二監督のもとで劇場映画監督デビュー。2021年報知映画賞監督賞を受賞。
【主な監督作品】
オムニバス映画『ポッキー坂恋物語 かわいいひと』(98)、『GLOW 僕らはここに…。』(00)、『sWinG maN』(00)、『パコダテ人』(02)、『棒たおし!』(03)、『ガキンチョ・ROCK』(04)、『パローレ 甘い囁き』(04)、『陽気なギャングが地球を回す』(06)、『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ』(07)、『ブタがいた教室』(08)、『猿ロック THE MOVIE』(10)、『極道めし』(11)、『王様とボク』(12)、『旅の贈りもの 明日へ』(12)、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)、『ぼくの好きな先生』(19)、『そして、バトンは渡された』(21)、『老後の資金がありません!』(21)など。公開待機作に『水は海に向かって流れる』(23年6月公開予定)、『大名倒産』(23年6月23日公開予定)がある。

脚本 龍居由佳里

PROFILE

映画『ストロベリーナイト』(13/佐藤祐市監督)、『四月は君の嘘』(16/新城毅彦監督)、ドラマ「ママとパパが生きる理由。」(14/TBS)、「一千兆円の身代金」(15/CX)、「越路吹雪物語」(18/EX)、「あなたには渡さない」(18/EX)など。

音楽 原 摩利彦

PROFILE

映画『駅までの道をおしえて』(19/橋本直樹監督)、『屋根の上に吹く風は』(21/浅田さかえ監督)、『流浪の月』(22/李相日監督)、舞台「フェイクスピア」(21/野田秀樹演出)、「VESSEL」シリーズ(16~/ダミアン・ジャレ+名和晃平)、「Formula」(22/森山未來×中野信子×エラ・ホチルド)、東京オリンピック開会式追悼式(森山未來出演パート)など。

撮影 板倉陽子

PROFILE

『王様とボク』(12/前田哲監督)、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(16/三木康一郎監督)、『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(18/御法川修監督)、『コンフィデンスマンJP』シリーズ(19・20・22/田中亮監督)、『10万分の1』(20/三木康一郎監督)など。公開待機作に『大名倒産』(23年6月23日公開予定/前田哲監督)がある。

照明 緑川雅範

PROFILE

『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(18/御法川修監督)、『そらのレストラン』(19/深川栄洋監督)、『コンフィデンスマンJP』シリーズ(19・20・22/田中亮監督)、『10万分の1』(20/三木康一郎監督)など。

美術 後藤レイコ

PROFILE

『DEATH DAYS』(22/長久允監督)、『ホリック xxxHOLiC』(22/蜷川実花監督)など。

音響統括 白取 貢

PROFILE

『ホテルローヤル』(20/武正晴監督)、『無頼』(20/井筒和幸監督)、『すばらしき世界』(21/西川美和監督)、『そして、バトンは渡された』(21/前田哲監督)、『流浪の月』(22/李相日監督)など。

編集 髙橋幸一

PROFILE

『散歩する侵略者』(17/黒沢清監督)、『旅のおわり世界のはじまり』(19/黒沢清監督)、『そして、バトンは渡された』(21/前田哲監督)、『老後の資金がありません!』(21/前田哲監督)など。

ORIGINAL

原作
「ロスト・ケア」葉真中 顕
(光文社文庫刊)

PROFILE & COMMENT

原作
「ロスト・ケア」
葉真中 顕
(光文社文庫刊)

COMMENT

最初は映画化は難しいのではと思っていたのですが、まったくの杞憂でした。原作を大友と斯波の対決を中心に据えた人間ドラマにアレンジすることで、核となるテーマを見事に描ききった前田哲監督ほか、スタッフ、キャストのみなさんの手腕に脱帽です。特に松山ケンイチさんと長澤まさみさんの発するセリフのひとつひとつが、観る者への問いかけのようで、原作者という立場を忘れて見入ってしまいました。熱演をしてくださったことに感謝申し上げます。贔屓目抜きに素晴しい作品になったと思っております。

PROFILE

1976年東京都生まれ。2013年、「ロスト・ケア」で第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、デビュー。第2作『絶叫』は第36回吉川英治文学新人賞、第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)の候補となり、大きな話題を呼ぶ。‘19年、『凍てつく太陽』で第21回大藪春彦賞を受賞。そのほかの著書に、『コクーン』『政治的に正しい警察小説』『ブラック・ドッグ』『そして、海の泡になる』『W県警の悲劇』『灼熱』『Blue』『ロング・アフタヌーン』などがある。

MAIN THEME SONG

主題歌
森山直太朗「さもありなん」
(ユニバーサル ミュージック)

PROFILE & COMMENT

主題歌
森山直太朗「さもありなん」
(ユニバーサル ミュージック)

COMMENT

前田監督からお話をいただき「さもありなん」という曲ができました。 介護という⼀つのテーマでも生きている人の数だけ無数の問題と途方もない答えがあって、何が善で悪なのかはそれぞれ倫理観、置かれている立場によって異なります。
大切なのはその「異なり」を寄り添い見守ること。是か非か、ありか無しかを問い合うより無意識の視点で相手の想いを感じること。 「さもありなん」はそんな普遍の優しさから生まれた一曲です。
泡と化す宇宙の言葉。境のない世界になることを願いながら。

PROFILE

1976年4月23日東京都生まれ。 2002 年10⽉ミニ・アルバム『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』でメジャーデビュー以来、独自の世界観を持つ楽曲と唯一無二の歌声が幅広い世代から支持を受け、定期的なリリースとライブ活動を展開し続けている。
俳優としては、2020年1月〜NHK土曜ドラマ『心の傷を癒すということ』、同年4月〜NHK連続テレビ⼩説『エール』、2021年8月~テレビ東京ドラマプレミア23『うきわ -友達以上、不倫未満-』に出演し、その演技力が評価された。
2022年3月に20周年オリジナルアルバム『素晴らしい世界』をリリース。6月から “全国一〇〇本ツアー”と銘打った、20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』がスタート。

森山直太朗公式サイト https://naotaro.com/
森山直太朗公式Twitter https://twitter.com/naotaroofficial

SHARE